シャチアシ沢のヒネリ滝 (秋田県 仙北市)

秋田県の仙北市のシャチアシ沢のヒネリ滝を紹介します。 
 
滝マニア業界では有名な秘瀑です、シャチアシ沢にあるヒネリ滝なので、"シャチヒネリ"や"シャチ"と呼ばれることもあります。
滝までの道のりは長く過酷なので滝マニアの中でもわざわざ見に行く人はごく僅かでしょう。
道中がかなり長く危険と聞いてたので一人で行くのは気が引けていましたが、ツイッターで知り合った東北の滝やさんが来てくれるということで決行しました、葛見さわさんありがとうございましたm(_ _)m

★アクセス
この滝は通常、夏瀬温泉からアタックするのですが、途中にある取水堰まで林道が通っていてそこまで車で行けるという話が既往レポートに書いてあったので行ってみました。
取水堰まで車で行ければ、夏瀬温泉スタートより往復で2時間の短縮になるそうです。

しかし林道は取水堰のずいぶん手前で通れなくなっていました、去年(2016年)まではいけたみたいですが、現状はもはや跡形もなくなっています。おそらく今年の豪雨災害で流されたのでしょう。  
通常通り夏瀬温泉からのアタックとなりました。
夏瀬温泉まではダートですが、綺麗で凸凹も少ないです。
駐車場に停めて奥にある吊橋を渡ります。かなり老朽化していていまにも床が抜けそうです。下を流れる玉川の水の色も毒々しい青色でとてつもない水量、落ちたら一貫の終わりです。。
吊橋の先は左に行きます、一部かなり分かり辛いですが、やがて堀内沢へ当たります。
ここにコンクリの橋的なもの(上の写真)がありますが、沈んでいるので早速徒渉します。
道なりにいけば取水堰にたどり着きます。去年までは取水堰まで車で来れたようですが、今やどのように車が通行できたのかわからない状態です。

取水堰からは堀内沢へ入渓。  徒渉を繰り返し、攻略のキーとなる廃林道を探します。なんとか見つけましたが、かなり不明瞭でピンクテープもなく説明のしようがありません。
この滝を目指す人なら感覚で発見できると思います。

廃林道をしばらく進みますが、本当に沢より歩きやすいのか疑問な程荒れています。堀内沢は河原が広く結構歩きやすい沢です。わざわざ、見つけづらい林道に乗る必要は果たしてあるのか、、
廃林道では3.4個の崩壊地を通過します。頃合いを見計らって堀内沢へ再入渓します。
しばらく歩き、左から支流の朝日沢が合流します。ここで休憩しました、ここまでで2時間45分くらいでした。

そこから15分ほどで右からイワイ沢が流れ込んでいます、合流点からはイワイ沢F1が見えています。
堀内沢
イワイ沢F1  
F1を撮影する葛見さわさん
イワイ谷F1は落差15mくらい
イワイ沢の出合からまたしばらく歩くと、ようやくシャチアシ沢の出会です。
ここからが本番ですが、集中するあまり写真ほとんど撮ってなかったです

出合はいきなり滝になっているので手前左岸から巻きます。沢に降りるところが少し怖いです。
すぐにF2が現れます。4mくらいの低い滝ですが、ここを巻くのが最も難関とされています。
私がごそごそと巻きの準備をしていると、葛見さわさんが ここならいけると左岸斜面に特攻していきました。  あれよあれよとしてるうちに何と登りきってしまいました!すごい突破力です、、
木にロープをくくりつけてもらい私はそれに掴まり登りました(^^;
F2の巻きが一番懸念してたので本当に助かりました(笑)
F1の巻き取り付き点
F2の後は小滝が連続しますが、簡単に登れます。
しばらく進むと険悪なゴルジュ帯に、そこにF3が構えています。
手前の滝の奥にCSのF3があります。
この滝も既往レポートだと左岸からの巻きのようですが、葛見さわさんが突っ込み正面突破できるというので従うと、、なんと岩の下に空洞がありそこを這いつくばると岩の上に!   すごい、どのレポートにもなかった新事実です!高巻くよりよっぽど安全にF3を突破しました(_ _)何という突破力、、冴えまくりです

その後も難所は続き、狭まった釜があります。左岸をヘツリますが、なかなか曲者。
ドローンやら何やらをいれて85Lのザックをパンパンにしている私にはかなり難しかったですが、途中に荷揚げてもらい通過できました。

ここでシャチヒネリは見えています。テンションぶち上げになりました、逸る気持ちを抑え、最後のF4を右岸の斜面から藪漕ぎして抜けると、ようやくシャチヒネリとご対面です( ̄∀ ̄)  
感無量でした。。憧れのシャチヒネリ滝たどり着くことができました!! 
なんと出発から3時間45分でたどり着きました、通常5.6時間かかるといいますが、流石に6時間はかからないと思います(^。^)
ヒネリの部分
下部の流れ  素晴らしい分岐瀑です、日本分岐瀑の中で美しさ部門ではトップランカーでしょう。
真下から撮影を試みている様子
真下から仰ぐ
滝正面の尾根から
撮影する人を撮影するのにハマりました!
滝の左から 加工で青空を鬼の強調
帰りはのんびりゆっくり帰りました。夏瀬温泉に着いたのが15時過ぎだった気がします。
夏瀬温泉に浸かりたかったのですが、日帰り入浴はお断りとのこと

一生の思い出に残る素晴らしい滝巡りとなりました

INTO THE UNKNOWN

滝巡り、登山、秘境巡り、ドローン空撮を中心としたブログです。

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