高瀑 (愛媛県 西条市)

高瀑(たかたる) 落差132m 四国で最大の落差を持つ滝です。  名峰石鎚山の一角、西ノ冠 の西面1300m付近に位置し集水域の狭さから普段は水が少ないです。

水量の少なさと標高の高さが相まって冬には巨大な氷瀑となることが有名です、日光の雲龍瀑に似たポジションの滝ですね。
しかしウェブには雨天後の水量豊富な素晴らしい高瀑の姿が数件掲載されています、「これを見たい。普段の高瀑でも氷瀑でもなく、水量豊富な高瀑を見たい」と思いを馳せていました。

しかし高瀑は愛媛、ただでさえ遠く縁のない土地でしかも雨後を狙う。正直無茶だと思っていましたが、仕事でたまたま神戸で一日休みを貰うことに。それも大雨の日。愛媛は結構遠いがこれは行くしかないだろ!そう思い大雨降りしきる中で高瀑を目指しました。


まず、情報を整理しました。
高瀑に行くには石鎚林道という林道を使って登山道入り口までいくのですが、通行止めになったり開通したりを繰り返しているようです。
直近の状況を調べると。。。
・2015年くらいから高瀑登山口へ至る石鎚林道は通行止め。
・実際2016年3月くらい?に行った方は車では行けず登山口まで歩いた。
・ウェブには2017年1月〜8月に車で登山口まで行っているレポートが数件。

従って2016年3月以降に林道が登山口まで復旧して今も使えると仮定して予定を立てました。

林道が使えるのと使えないのでは雲泥の差です、使えない場合は10キロ近く歩く必要があります。

結局のところ石鎚林道は使えず、もはや今後復旧不能と言えるレベルで荒れ果てていました。
2017年8月〜10月(訪問日)までの2ヶ月の間に大きな出水があったのでしょう。10年以上放置されていると言われても納得できるほど荒れ果てていました。2ヶ月前まで車が通れたという事実はにわかに信じ難いほどです。
地理院地図のちょうど黄色い道路が終わるところから先は石や溝で通れなくなっていました。石碑?お地蔵さんが置いてあるところに車を停めて考えました、車で行ける予定だった高瀑登山口から10km手前で不通 しかも豪雨  諦めようとしましたが、隣を流れる川が濁流の大増水 きっと今日の高瀑は凄い そう考えて無茶することに。
車を止めて100mほどのところ、でかい石がゴロゴロ。四駆ならいけるのかな?
所々、1mくらいの陥没や溝があり四駆やオフロードバイクでも無理だろう。
真新しい落石。しかしとてもフラットな部分もあり、それが本来の林道の姿だった想像がつく。
沢の合流地点の上がかつて崩れていたそうですが、それは直っていました。

地図上にショートカットする道があることがが分かります。行きでは気付かずに通り過ぎてしまったが、帰りで使ったところかなりの短縮が図れました 多分30分以上は短縮できます。
下の地図で緑の線の部分です。赤は本来の道です。
ショートカット道ですが、時短は図れるもののかなりの急登。おまけに廃部落の中を通りかなり気味が悪い‼︎  大雨の中一人で廃神社やぶっつぶれた家の真裏を通るのはかなりシビれました!  あまりお勧めしません。
ショートカットコース入口  沢の横に分かりづらいですが、踏み跡があります
神社  これだけそこそこ綺麗だった謎
地図上の神社マークの正体
廃部落です。建ってる廃屋も結構あり、一人で通るには結構気味悪いです。
このぶっつぶれた家の横を通ります。
こんなところに昔人が住んでたのか、、

しばらくすると元の道に合流します。
複数人や廃墟好きならショートカットコースを使うといいとおもいます。
私は結構廃墟入ったりしてるので問題なかったです。

元の道からはまた長い歩き
長すぎて嫌になる程です。自転車があればいなーと思いましたが、ほぼほぼ自転車も使えないでしょう
トンネルが現れます。不気味ですが短いので良かったです、やはり雨の中一人で行くには少し抵抗あります。よっきれんは凄い。
2時間半でようやく登山口へ、正直滝よりここへ着いた時の感動の方が大きかったです笑
ゴーール!と頭の中で響きましたね

ここからようやく登山です。写真中央の道のを少し進んだ先に入り口があります。

踏み跡やテープは結構ありますが、徒渉も多かったので注意が必要です。
特にこの日は激流だったので、かなりやばかったですね。

途中かなり急登できついし、木製のハシゴ的なものがたくさんありますが半分腐っててやばいです。
色々なレポートに出てくる丸渕です。
やはり水量は多い、しかしここで濃霧が発生!
10m先がかすむほどの濃霧でした。 
もしかしたら滝全く見えないのでは?と内心感づきながらも一抹の望みにかけて進みました。

丸渕の巻き途中の風景。 ハシゴを登るのかとおもいきや、あれはフェイク。登りません。 逆方向にロープが垂れています

その後は二俣を左手の川へ、最後はロープが垂れてるザレを登ると到着です。走るように行ったら登山口から40分で着きました

しかし、、危惧した通り肝心の高瀑はよく見えない。でも大きいというのはなんとなく分かりました。
落差132m 日本有数の巨大な滝  やはり水量はかなり多いですが、消化不良感は否めない。

私の場合、滝に行ったという満足感はあまりなく。記録したという方が重要なので、写真がほぼ撮れなかった今回はとても残念🙍‍♂️
もうなんの写真がよくわからない始末。
念願の高瀑なのにとっても残念です。
レンズを変える際に突風に煽られてセンサーにゴミが。。😡

1時間ほど霧が晴れるのを待ちましたが、霧は濃くなる一方。気温も10度以下でこのままでは死にかねないと思いやむおえず帰路につきました。

高瀑に関わらず、滝巡りは金がかかるので出来るだけ失敗したり、心残りはなくしたいのですが、、天候ばかりは仕方ないですね。
少し…かなり残念な高瀑訪問でした。

INTO THE UNKNOWN

滝巡り、登山、秘境巡り、ドローン空撮を中心としたブログです。

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