不帰の滝 (宮城県 蔵王町)

東北で貴重な名瀑乱立地帯である蔵王、100名瀑の三階の滝、水量豊富な不動滝等名瀑が沢山あります。その中でもズバ抜けてデカイ滝が不帰の滝です。

通常は駒草平の観瀑台から見下ろすのみです。しかしそこからではこの滝の素晴らしさを計り知ることはできません。
不帰の滝は直下から見上げてなんぼの滝です。
★アクセス
駒草平の手前にある蔵王寺の駐車場からコンクリが打ってある道をすすみます。
しばらく歩くと朽ちた架線のようなものがあり、川へと下ります。結構急な下り坂です。
途中眼下に大渓谷を見下ろすところが何箇所かあります。素晴らしい展望です。
子滝①が見えてます。
川を渡渉するところで上流方面へ遡行開始、川は温泉成分でオレンジ色の岩ばかりです。
見た目はとても滑りそうにみえますが、そこまで滑りません。
遠くからでも不帰の滝の頭が見えます。
しばらく歩くと右岸側がアホみたいな高さの崖となって迫ります。日本の景色とは思えない荒々しさがあります。
巨大な崖と親父。

滝に行くには2つの小滝を超えなくてはなりません。
写真は撮り忘れてました。

小滝①:入渓してから最初に現れる10m程度の滝は左岸の藪から巻きます、少しグズついた泥壁ですが、危険はありません。

小滝②:難所といえば難所、小滝手前右岸にある超巨大ガレを登りきるのが定番らしい?それはけっこう危険、特に複数人いる場合は落石が絶えず起こるようなところなので避けるべき。
巨大ガレは高度を上げるに従い斜度を増します、ギリギリの安息角で維持しておりいつ岩雪崩が発生してもおかしくありません。

我々も初めはガレを頭部まで登る予定でしたが、残り30m程度のところで危険と判断しました。
ガレと小滝②に挟まれた位置に灌木が茂る斜面があります。そこから枝を掴んで巻きました。丁度小滝②の落ち口と同じレベルで巻いたのでこちらの方が断然安全かつ早いです。

二つ目の前衛を巻き、すぐに巨瀑が姿を表します。
木の陰から見え始めた巨瀑
巨瀑は見えた時のファーストインパクトが違います。
冬になると上写真の左端の崖部分に氷瀑が現れます、'ブルーファング'と呼ばれアイスクライミング界隈ではメジャーな存在です。
落差97mと言われる不帰の滝
下から確認できる部分ではおそらく85/97 (m)ぐらいでしょうか、上部は死角になります。
デカイとにかくデカイ、それにつきます。
これまで見てきた滝の中でもこれほどデカイと思ったのは数少ないです。
直瀑かはたまた分岐瀑なのか、上部の斜瀑部分を加味し段瀑なのか、、まぁ分類なんてどうでもよいのですが
とにかく迫力のある東北の超1級大瀑です

この日は撮影時間かなり短かった&撮影がとても未熟だったので再訪は確定です。来年また6月かな?

これで2017年に巡った滝はほぼ紹介しきりました。ありがとうございました。


瀑へ

日本の美しい渓谷景色に心酔してしまい、いろいろなところを旅しています。 特に「滝」を心から愛してやみません。

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