梅花皮滝:再訪 (山形県 小国町)

5/12
この日は梅花皮滝へ再訪
前々から(昨年夏)計画していた案件がようやく実行できた。
昨年は5月の3週目に行ったが、今年は暖かい日が続いたため2週目のこの日に設定した。
5月下旬~6月上旬が見頃とされる梅花皮滝だが、昨今5月1.2週目がベストなのではと個人的に感じる。

今回は、4人での滝行
梅花皮滝へは2回目の滝ペー、3人を案内する形で先導させていただいた。

梅花皮荘の分岐を、過ごし少し行った所でチェーンがかかり車は侵入出来ないことは知っている。
今回はチャリを使って林道を突破。
飯豊山荘の奥の温身平まで自転車で行ける
これで、往復2時間分の短縮になると思う。
私は林道を走れるチャリはないので葛見さわさんに貸していただいた。
やはりガチチャリは違う、まず変速の仕方がわからなかった。
私にとってギアは右手のハンドルの内側についていて、握ってグリグリしてギアを変えるものだと思っていたが、ガチチャリはまさかのところに変速する機構があった。
サクサク歩き、滝沢出会い
今年も出会い滝は丸見え
勿論左岸巻き。
石転ビ沢方面へ200m程度登り、左手の尾根が近くなったところから乗り越す。
雪国の灌木の特徴として、雪圧によって枝が斜面に沿って伸びているので非常に厄介である。
尾根を越して、滝沢へ入ると 後は広大な雪渓を登るだけ

よく晴れたが、、
特に難所はなく、到着。
しかし、滝の上にだけ雲が居座る

F2には大きなスノーブリッジが残っていた。
定番の位置からでは、せり出した雪で、眺めが今ひとつ

よく見ると中段(F3直下)まで雪が延びている
雪を辿って行くと中段の真下まで行けることができた。これは本当にラッキー
最後の乗越が滑り、帰りが危険と感じたが、この機会を逃すわけには行かない。


中段からの姿はまさに異次元

紛う事なき巨瀑
日本に数ある段瀑の中でもこの滝を越す規模と美しさを兼ねた滝は無い。
私個人の想いだが、本当にそう思う。
葛見さわさんは、今日も相変わらず。滝壺に直行
今年の新兵器で用意した12-24mmのデメキン超広角にフィルターホルダーという装備。

本気だこの人。。
F3にはとても大きな滝壺があり、これも新発見だった。
東北には滝壺を有する大瀑が少ない印象だったが、梅花皮滝は落差、水量、形状、環境、滝壺、、数ある滝の要素、その全てを併せ持つ。
この滝は東北は勿論、日本が誇る究極の名瀑の一つと言えるのではないだろうか。
クライマーで著名である、大西良治氏の記録ではこの滝は6段160m
ここから見えるのはF3〜F6(F5は影になり見えにくい)の105mということだが、視覚的にはもっともっと大きく見える。
左岸側には徒渉しなければ行けない、裸足になり、雪解けの冷水に凍えそうになりつつ撮影した。
こちらからは、また違った雰囲気

左の季節滝も単体でみれば名瀑であり、多段200m級だ。
滝の正面は凄まじい飛沫
自撮りしようと、カメラから離れるとものの数秒でびしょ濡れ
飛沫が映らない写真は撮れなかった。

・・・ドドドドッッ!!


滝を撮っていると、後方から地鳴りのような轟音、振り返ると荷物をデポしていた位置からほんの目と鼻の先で巨大な雪崩が発生。

下に2人いたが、幸い少し離れた位置に居たようだ。
もし巻き込まれていたらタダでは済まなかっただろう。 
本当に強烈な光景だった。

帰りは上を気にして歩くが、雪崩の予備軍である雪庇があるわあるわ
行きには無かったはずの雪崩跡もあり、とんでもない所にいると怖気付いた。
去年は見ることができなかった梅花皮滝の核心に迫ることができ、その懐からの姿は圧巻だった。
私にとってF3直下からの姿はあまりに衝撃的な滝姿。
ここのところ魂を揺さぶる大瀑との出会いが続いている、八町滝、梅花皮滝…
迫力のある豪快な滝こそが私の固定概念を瓦解させ、非日常へと誘い、そして尊び、畏怖すべき存在であると感じた。
無論、大きな滝でなくとも、総ての滝を愛でているのは当然である。
これからも、日本中の大瀑を求めて旅をする、この滝を仰ぎながらそう思った。

帰りは梅花皮荘で湯に浸かり、長い長い帰路についた。
同行した皆様、お疲れ様でした、また行きましょう!!

瀑へ

滝巡りのブログです 試しに模様替えしたら、やり方が分からず元に戻せなくなりました。 特に、フォントの変更方法がわかりませんね。

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