円覚の滝 (群馬県 沼田市)

5/19 群馬県沼田市  円覚の滝へ訪瀑

近くには東洋のナイアガラと呼ばれる吹割の滝があり、影に隠れ目立たない存在だが一部の滝マニアからは評判の良い滝だそうだ。
しかし、先人達の記録を読むとどうやら滝までの道程は一筋縄ではないらしい。

円覚の滝は片品川の支川である栗原川の上流部にある滝。
地理院地図では誤植があり、「不動滝」と表記されているものがこの「円覚の滝」であり、「円覚大膳の滝」とあるものは「大膳の滝」だそうだ。不動滝は円覚の滝の上流にある小さな滝を指すようだ。
今回は、午後に別の滝へ行く予定なので、円覚の滝だけの訪瀑となった。
まずは栗原川沿いの長い林道、最初はいい感じの砂利道だが、後半はそこそこガタガタしてる。
小一時間くらい走っただろうか、アプローチ開始地点に到着。
※参考ルートです
滝へ向かう下降尾根の場所をネットで僅かにある先人の記録を漁って調べた。
このカーブミラーのところに車2台分くらいのスペースがあり、奥には踏み跡がある。
まっすぐ降りるのではなく最初はやや左に向かって下る。 程なくしてわかりやすい尾根になる。
15分くらいで広い平場に出る、この辺は踏み跡がしっかりでかなりわかりやすい。

ここには建屋の燃えかすなどがあった。
うろうろしてるとこんなものが、円覚線停車場跡とある。林業関係の遺構だろう。
利根林業かと思いきや、根利林業。
利根川流域には根利川もあるらしい(笑)

平場の横にはもう円覚の滝の落口が丸見え。
凄まじい瀑音がこだましていた。
トレッキングシューズだったのでツルツル滑りあまり近づかなかったが、多分真下を覗ける。
立派な石垣も残っていた。滝の横で暮らしていたのだろうか、ちょっと羨ましい。
…いや、場所を考えるとやっぱり全然羨ましくない。
平場をまっすぐ突っ切り、川の方へふたたび尾根が延びる。

さて、この滝の下へはどこかで泥崖を下らなければならないと記録を読んだ。
尾根を少し進んだ先に岩峰があり、それを左に行くとすぐに踏み跡は消え崖で行き止まり。

行き止まりの手前に、なんとなく匂う地形。
最近、ルンゼや下降地点の嗅覚が敏感である。
ここでもやっぱり本能的にこれだ!となった
ぱっと見ただの崖で、間違っている可能性も拭えない。まずは空身で30m懸垂
間違いないことを確認し登り返し、ザックを背負ってふたたび下降。
30mでもギリ行けるが、詰めが怪しいのでさらに30m追加したらかなり余った。
40mくらいがぴったしかな
なんか画像だと行けそうな感じだけど、実際かなりの崖。 
崖の途中からワイヤーとフィックスロープがあったが、まさかこれだけで行く人もいるのか!?  無理だー!
ちなみに登り返しにはアッセンションを使ったが、世界が変わった。
いままでロープを手に巻きつけて登り返していたが、これなら程度の斜面までならグイグイ行けそうな気がする
川に着水し、もう右手に滝の音が聞こえている。
下流側も良さそうな渓相
車を止めて40分で到着。
円覚の滝は綺麗な三段の名瀑だ!
真正面では一番上が見れないので左岸の草付きを少し上ると見渡せる。
ただアザミだったり、野薔薇が繁々でチクリと痛い
下段の弾ける瀑水が眩しい
午前中は半分影の中なので、午後が良いかもしれない。
しかし影の中からブワッと吹き出す瀑水の迫力がツボって、デカい岩の上でしばらくボーっと見惚れていた。
調べるとこの下流にある大膳の滝をはじめとする多くの滝達も素晴らしいようだ。
それらも含めて、いつかまた訪れたい
広葉樹の樹林帯にある滝なので紅葉の頃、時間を見つけてくるのがいいかもしれない

この後、隣の泙川上流にある津室沢大滝へ参りました。

瀑へ

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