小足沢大滝 (栃木県 日光市)

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足尾 小足沢大滝へ訪瀑


かつて鉱毒事件があった歴史で知られる足尾


 鉱毒の影響で消えてしまったという山の緑は、継続的な植林事業の成果もあり徐々に元の姿を取り戻しつつある。


重い背景がある足尾の奥地には、ハードコア滝マニアに広く知られる小足沢大滝という滝があるという。
数年前まではネットに情報もほとんどなく、まさに「幻の滝」であったという。
しかし滝ヤ黎明期に活躍したプロフェッサー達が開拓し、世にこの滝が知られるようになった。
それでもその道程は私のような初心者には到底行けるものではなく、画面越しでしか見れない滝であった。

近年、割と真っ当な行き方が確立されつつあるらしいので行ってみることにした。


銅親水公園は大きな砂防ダムがあり、一帯が公園になっていて、整備された駐車場や資料館もある。そこに車を置き、ゲートを越して松木渓谷方面へ向かった。
しばらく林道を進むと、松木川を挟んだ対岸に大きな岩山が現れる。 これが松木川のジャンダルムだろう。
ジャンダルムをよく見ると登っている人がいた。
途中から林道は崩壊岩塊によって埋め尽くされている
浮石は多いものの、ハイカーや釣師も頻繁に訪れ、しっかりとした踏跡がある。
林道の終わるところで松木川に入渓。
ウメコバ沢の出合には凄まじい岩山が聳える。
ウメコバ沢はすぐに2つの滝があり、その奥には大滝が2本あるらしい、ここも近いうち訪問予定だ。
砂防ダムが現れた
砂防ダムは右から越せる  
ダムを越して少し行くと、右から三沢が入り、続いて大滝のある小足沢の出合
出合のちょっと奥にある滝の壺はとてつもなく美しく、必見の景色と言える。

この奥に大滝がかかるが、このゴルジュを越すことができないので、松木川と小足沢を分かつ尾根から越えるのがセオリーだと言う。
びっくりするくらい綺麗な色

この奥にも美しい壺があった  夏は泳いで奥まで行って見たい。
右手に朽ちたバックホウ
松木川の左岸はしばらく立った崖が続くが、途中からガレになり、そこを登り尾根を目指す
息を切らしながら登って行く。
ガレ場より左右にある樹林帯を進む方が良い。
尾根に出て、下流側へ戻るように進む
この尾根は開放的で最高の眺め
もちろん自撮る  
中央の山が皇海山かな?
とにかく眺めと天気が良くて最高
切れ落ちたところは右から回り込み、崖の下をくぐって行く。
尾根が狭まってきたあたりで、ちょくちょく滝の頭が見え始める。
木々の間から、滝の全体像に近い姿が見えたあたりに黄色テープが巻かれていた。
下を覗くと、滝の目の前まで続いてそうな凹地形  ここから下るのかな?かなり急だ
尾根の先っぽまで進んで、樹林帯を歩くというレポートを読んだが。。

ここからもう少し進んだあたりで、藪になり
ゆるい地形を探すのも面倒だったので、結局ここから降りた。
持参した30mロープは2本使って
2本目はかなり余った。コースをよく見て進めば1本で済むかも知れない
前半は斜面、腐った木が多い
落ち葉がズルってヒヤッとした場面もあった。
後半はこういう感じのルンゼのようなところを下ってきた。
滝正面の左側に着地する。

小足沢大滝 目測落差45m 到着^_^!
9時半頃、滝に光があたり輝いていた

四方は高い崖に囲まれ、隔絶された空間である。
自撮り
ネットで見たより水量は少ないが、それでも飛沫が凄い。水量が多い日は真正面にはいられないかもしれない。
もはや夏   夏感が凄まじい
複雑に弾けながら落ちて行く。

自撮り
滝壺へも、目の前へも行けて、広くはないが自由度の高い滝下。

この日は、よく晴れた最高の滝日和だった。

INTO THE UNKNOWN

滝巡り、登山、秘境巡り、ドローン空撮を中心としたブログです。

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