マタフリ滝 山形県 酒田市

鳥海山は東北屈指の名峰であり、豊かな自然が残されている。

もちろん、滝もたくさんある。
それも、まだまだ情報の少ない謎滝達がゴロゴロと
鳥海山の謎滝の一つとして挙げられるのが、南面の景勝地 鶴間池のほど近くにあるマタフリ滝だ。

鹿俣川にかかるマタフリ滝は落差100mの三段滝。調べると遠望写真が複数と不鮮明な全景写真が1枚。

近くに行ったという記録はなく、よくわからない。 もう、こういう滝は自分で行くしかない。
もともと滝マニア人口は少なく、積極的によくわからない滝を調べる人は極々限られている。
行った人はいるのだろうが、なんらかの形で記録として公開しない限り全く無意味。
自分で行き、記録としてブログに書く、これが私の謎滝研究
鶴間池へと下る登山道を歩いていると、毎度の腹痛が襲ってきた。 
少し、道を外れ雉打ち最中 とんでもないことが起きた。
ブツがまだ、途切れぬ時 目の前の笹薮がガサガサ音を立てて、目の前に現れたのはなんと、ツキノワグマ
衝撃 その距離は約5m 目と鼻の先だ しかもかなりデカく太っている。

こんな時でも、ブツの歯切れは悪く ケツを丸出し、ブツもぶら下がった状態で クマを威嚇。 それでも逃げず、ジーッと見てくる
こちらも渾身の眼力で睨み返すと30秒ほどの沈黙の末、クマは逃げて行った。

かなりビビったし、流石に糞まみれでは死ねない。
クマに会うのは初めてではないが、最接近だった。ある意味良い経験になった。
素晴らしい紅葉。 
ブナ?樹種はわからないが、広葉樹の森をてくてく歩く。
標高の少し低いところは、色付きにばらつきがあった
鶴間池の遊歩道をそれて、鹿俣川へと藪漕ぎしていく、途中またも藪から大きな物音がしてこの辺はクマの巣窟であることを理解する。 
滝のある、マタフリ沢へと入ると、水量は激減。 それに、そのほとんどが染み出す湧き水だった。
滝のあるであろう壁が迫るが、滝音はおろか 沢は枯れ果て、もはや水量は絶望的というほかないだろう。

この時、マタフリ滝は先ほどの鶴間池から遠望できることを思い出した。

滝を見つける嗅覚はそこそこ鋭いと思っていたが、そんな私でも気がつかなかった。。となるとやはり水はないのだろう…
圧倒的な高さの崖の真正面。
もういっそのこと完全に枯れている方が清々しいと言えるほど、乏しい水量で滴るマタフリ滝

あとで調べると、秋ごろにはほとんど水は枯れ果て、滝としての体を成すのは融雪の時期か、まとまった雨後らしい。
埼玉からこれを見に往復15000円の高速代、7000円のレンタカー、6000円のガソリンを使ってきたと考えると少し胸が痛くなった。
紅葉の美しい色がちょっと元気をくれた。

帰路の途中、池からよく見ると確かに左上に滝が見えた。 途中段階でこの様子が見えてしまったら、滝下まで行かなかっただろうし、考えようによっては見えなかったからこそ、直下まで行き、謎滝活動になったとも言える(笑)

赤い実が沢山あった。名前教えてください
鶴間池で撮影していたおじさん達たちと話し込んだ。あの滝の下に行くなんて考えたこともないと笑われてしまった。
滝に関しては、若干喉に何か引っかかる感じが残りつつも帰路についた

瀑へ

日本の美しい渓谷景色に心酔してしまい、いろいろなところを旅しています。 特に「滝」を心から愛してやみません。

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